特定の栄養素の過剰摂取は有害になることがあります。
また、栄養価が高いという理由で同じ物(特に卵や牛乳など)を集中的にとると、
アレルギーを引き起こす恐れがありますので気を付けましょう。
必要な栄養素は錠剤などで安易に取らずに、できるだけ食べ物から取るように心がけましょう。
・手や足をよく動かす人はボケないといわれます。よく噛み、あごや舌をよく動かすことも、
大脳を刺激して脳の発達を促し、神経細胞の萎縮を抑制するのです。
・最近ではアルツハイマー病と歯の関係についても研究が進められています。
噛むことによって、歯と歯ぐき、アゴの骨格も形づくられ、顔の形が整えられます。
細いアゴでは歯もきれいに並べないのです。よく噛むこと、歯ごたえのある物を噛むことが、
きれいな歯並びを作ります。
繊維の多い食品は、プラークや食べかすを清掃してくれる働きがあり、
噛みごたえがあるのでアゴの発育等にも良い効果があります。ちなみに、
菓子パンとリンゴを比較すると、砂糖と果糖の酸性度の違いや口中の残りやすさの違いなどから、
菓子パンはリンゴに比べて約400倍の酸を生産すると考えられています。